ジョン・ケージイベントでのプリペアドピアノ
2011.10.26 11:51:10 | スタッフ
「アート・コンプレックス2011 ジョン・ケージ生誕100年 せめぎあう時間と空間」を来る10月29日(土)に開催します。
日常/ワケあり展の田口一枝の美術の中で、ダンスと音楽と美術が共演します。
来年生誕100年を迎えるジョン・ケージに焦点をあて、不確定性をテーマにパフォーマンスが展開されます。
詳細はコチラ http://www.nichijo-wakeari.info/ja/art_complex/
ちなみに昨日の夜遅くに、ピアニストの寒川晶子さんが、プリペアドピアノの最終調整をしていました。
音だけを聴くと、プリペアドピアノの音というのは、なじみのない人にはないかもしれませんが、こんな風につくられています。
ジョン・ケージの緻密な音の設計を楽譜と実際の音源から読み取り、プリペアドしていく作業は職人のようでした。
寒川さんいわく、今回演奏する「危険な夜」は、スタインウェイを想定されているそうで、今回使用するピアノがYAMAHAのため、楽譜どおりに、ねじやゴムなどを配置しても、構造上の違いから、まったく同じ音がでないなど、難しさもあるようでした。
昨日は夜遅くまで、この準備をして、今日のリハーサルに備えました。
本番まであと3日。
好評発売中、特に16時の回は残席僅少です。
お早目のご予約をお願いします。