アート・コンプレックス2011 ジョン・ケージ!

2011.7.2 14:43:08 | スタッフ

さて、イベント情報は前回のブログで一部をご紹介しました。

イベントとは別に、美術をダンス・言語表現など他ジャンルと実験的に関係させる“アート・コンプレックス”というプロジェクトをご紹介します。このプロジェクトは今回で5回目となります。イベントとは違い、展覧会閉場後に行いますので、別途チケットが必要になります。詳細は下記の通りです。

日常/ワケあり×アート・コンプレックス2011 「ジョン・ケージ生誕100年 せめぎあう時間と空間」 美術:田口一枝

日時:2011年10月29日 16:00/19:00※この日は「日常/ワケあり展」は14:00にいったん閉場しますのでご注意ください。 出演:亀井庸州(ヴァイオリン)北村明子(ダンス)寒川晶子(ピアノ)一柳慧(解説) 入場料:全席自由 2500円  チケット取扱い:チケットかながわ=045-662-8866(10:00~18:00) http://www.kanagawa-arts.or.jp/tc (24時間) チケット発売日:8月7日※アート・コンプレックスのチケット及び半券で「日常/ワケあり」展が100円引きになります。

今回のテーマは「不確定性」です。田口一枝のインスタレーションの中で、ケージの音楽と身体表現(ダンス)、そして美術の3つの要素が実験的に融合します。ケージとの親交でもよく知られ、当時のニューヨークの最前線で活躍、現在も精力的に活動し続ける一柳慧(作曲家・ピアニスト)をナビゲーターに迎え、一日限りの刺激的なパフォーマンスを行います。

演奏曲目(予定) ジョン・ケージ≪フリーマン・エチュード≫より ※日本でもこの曲を弾けるヴァイオリニストは数える程度しかいない難曲といわれています。今回は20代のヴァイオリニスト亀井庸州がこの難曲に挑みます。そのほかの曲目も決まり次第ブログでご紹介していきます。

亀井庸州(ヴァイオリン)

 

 

 

 

 

田口一枝の深遠な光が不確定に波動するインスタレーションの中で、音楽とダンス、そして美術がどのように融合するのか、ご期待ください。元レニ・バッソの北村明子さんがどんなダンスを見せてくれるのかも楽しみですね。

お見逃しなく!

北村明子(振付家・ダンサー)