平原慎太郎 ダンスパフォーマンス後記
2011年10月25日 19:24:07 | スタッフ
先日23日には、日常/ワケあり展の展示空間の中で、はじめてのパフォーマンスイベントがありました。
出演は、コンドルズなどでも活躍中の平原慎太郎さんです。
県民ホールギャラリーの1300平米の空間にインストールされた美術作品の中に、さらにダンサーの体をインストールする、美術作品と身体表現のコラボレーション企画です。
平原さんへは、約半年前の5月にオファーをし、快諾していただきました。
それから、展示ができるまで、3人の作家たちが紆余曲折しながらも作品を作り上げたのが10月17日。
その後パフォーマンスまでが一週間もない状態でしたが、オファーの段階から、それぞれの作家の作品を研究し、作家のスタジオにも通い、プランを練って形にしていきました。
展覧会オープンから、限られた時間の中で作り上げた、たった一回だけの、貴重なパフォーマンスになりました。
目撃してくださったお客様に、いつもの展示空間とはちがった、新たな一面を見ていただけたのではないかと思います。
広大な空間でのパフォーマンスでしたが、それを超えるくらいの平原さんの作品に対するエネルギーや、ポテンシャルの高さを垣間見ることができました。
お越しいただけなかった方は、それぞれの展示室でのパフォーマンス風景を、少しですが写真でご覧下さい。
来る10月29日には、アート・コンプレックス2011「ジョン・ケージ生誕100年 せめぎあう時間と空間」
そして、30日には、寒川晶子パフォーマンスを展示室の中で行います。
10月29日は別途チケットが必要です。(好評発売中!)また29日は準備のため展覧会は14:00で閉場しますのでご注意ください。
30日のイベントは14:00と16:00~各回内容が異なります。当日の展覧会チケットでパフォーマンスもご覧いただけます。