壊れた傘
2011年8月9日 6:49:47 | 江口 悟
2011年7月8日 11:18:50 | 播磨 みどり
播磨です。NYも連日夏日が続いています。今週の月曜日、アメリカは独立記念日でした。独立記念日の花火は毎年見たり見なかったり、場所が微妙に変わるので、今年もちゃんと調べていなかったのですが、普通にスタジオにこもって仕事をしていると、お向かいさんが、今日は皆屋根に登って花火を見るんだと教えてくれました。ハドソン川に浮かぶ船から、同時に5つ打ち上げられる花火の場所、今年はスタジオの屋上からの眺めは、ど真ん中でした。隣のビルの屋上にはバーカウンターが出て混み合っており、川沿いではデパート主催のライブがとり行われていました。ディスコミュージックやビヨンセなどのBGMに風情はないものの、風に乗って流れてくる火薬の匂いに、長らく見ていない日本の花火大会が、思いだされました。空一面に広がる5つの花火と、デジカメのモニターとを交互に見ながら、花火と、花火が終わったあと、ようやく流れ始めた車のライトを、撮影しました。
2011年7月4日 19:04:03 | 田口 一枝
はじめまして。日常・ワケあり展に播磨さんと江口さんと共に参加させて頂く田口一枝です。来月からレジデンスも始まるので、横浜での活動を楽しみにしています。先日、NYのスタテン島でLUMEN: International Video art and Projection Festivalに参加しました。世界中から150人の作家が参加したそうです。今回、私は青の光の中で影の動きをメインにした作品を発表しました。http://www.statenislandarts.org/blog/lumen/?tag=staten-island
2011年7月2日 14:43:08 | スタッフ
さて、イベント情報は前回のブログで一部をご紹介しました。
イベントとは別に、美術をダンス・言語表現など他ジャンルと実験的に関係させる“アート・コンプレックス”というプロジェクトをご紹介します。このプロジェクトは今回で5回目となります。イベントとは違い、展覧会閉場後に行いますので、別途チケットが必要になります。詳細は下記の通りです。
日常/ワケあり×アート・コンプレックス2011 「ジョン・ケージ生誕100年 せめぎあう時間と空間」 美術:田口一枝
日時:2011年10月29日 16:00/19:00※この日は「日常/ワケあり展」は14:00にいったん閉場しますのでご注意ください。 出演:亀井庸州(ヴァイオリン)北村明子(ダンス)寒川晶子(ピアノ)一柳慧(解説) 入場料:全席自由 2500円 チケット取扱い:チケットかながわ=045-662-8866(10:00~18:00) http://www.kanagawa-arts.or.jp/tc (24時間) チケット発売日:8月7日※アート・コンプレックスのチケット及び半券で「日常/ワケあり」展が100円引きになります。
今回のテーマは「不確定性」です。田口一枝のインスタレーションの中で、ケージの音楽と身体表現(ダンス)、そして美術の3つの要素が実験的に融合します。ケージとの親交でもよく知られ、当時のニューヨークの最前線で活躍、現在も精力的に活動し続ける一柳慧(作曲家・ピアニスト)をナビゲーターに迎え、一日限りの刺激的なパフォーマンスを行います。
演奏曲目(予定) ジョン・ケージ≪フリーマン・エチュード≫より ※日本でもこの曲を弾けるヴァイオリニストは数える程度しかいない難曲といわれています。今回は20代のヴァイオリニスト亀井庸州がこの難曲に挑みます。そのほかの曲目も決まり次第ブログでご紹介していきます。
田口一枝の深遠な光が不確定に波動するインスタレーションの中で、音楽とダンス、そして美術がどのように融合するのか、ご期待ください。元レニ・バッソの北村明子さんがどんなダンスを見せてくれるのかも楽しみですね。
お見逃しなく!
2011年7月2日 14:17:42 | スタッフ
みなさん、毎日暑いですが、いかがお過ごしですか。
さて、「日常/ワケあり」展では、展覧会会期中にいくつかパフォーマンスやトークイベントを考えています。イベントは展覧会入場料のみでどなたでもご覧いただくことができますので、ぜひ日程をチェックして展覧会にいらしてください。
現在決まっている日程を下記に発表します。
10月22日(土) 14:00 ★アーティスト・トーク(出品作家3名がそろうトークはこの日の未です。)
10月23日(日)14:00/16:00 各回45分程度を予定 ※14時と16時の内容は異なります。 ★平原慎太郎 ダンスパフォーマンス「昼夜回転癖」 (コンドルズやNoismの活動でも知られる平原さんが、ワケありな展示室を舞台にパフォーマンスを行います。各展示室ごとに違ったパフォーマンスをおこないます。
10月30日(日) 14:00/16:00 ★寒川晶子インプロヴィゼーション(現代音楽を中心に演奏活動をしている寒川さん、最近ではピアノの音を全て“ド”に調律しなおして演奏会をおこなうなど、精力的に活動している20代のピアニストです。ワケありな展示室全てをつかって、ピアノやそれ以外の楽器を用いながらの即興パフォーマンスを行う予定です)
11月19日(土) 14:00 ★ファイナル・トーク(展覧会最終日、横浜美術館館長であり横浜トリエンナーレの総合ディレクターもつとめる逢坂恵理子さんをお招きして、出品作家の田口一枝・播磨みどり・当館学芸員中野仁詞の4人がクロストークを行います)
以上イベント情報でした。まだまだイベントは計画中です。決まり次第ブログでも掲載していきます!
参考までに過去のイベントの様子を写真でどうぞ。